Evidenceの学校

根拠(エビデンス)に基づく教育(Evidence-based Education)の発展を目指して!

成功へ導くアドバイスの方法とは

引き続きマインドセットについてですね。
マインドセット?という方は前回の記事についても見ていただくとよりわかりやすいと思います。

academykun.hatenadiary.com

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では本題に…
前回の記事では頭の良さ、つまりの能力をほめると、学習意欲だけでなく成績も低下することを紹介しました。
つまり、褒めるときは子供の特性でなく、努力して成し遂げたことを誉めたほうが良いということです。

では、子供が失敗してしまった時にはどんな言葉をかければいいのか…
それは、失敗から何を学ぶべきか、そして将来成功を勝ち取るには何をするべきかを教えることです。
仮に、一生懸命勉強したが、テストの成績が思わしくなかったとします。

その際に、「あなたは頭がいいんだから大丈夫」や「こんな一回のテストなんかで気にするな」(良い例が出なくてすいません…)と言うように能力について言及してしますと硬直マインドセットになってしまう可能性があるます。
一方、「一生懸命勉強したのにテストがあまりできなくて悔しいと思う。でも、なにができなかったのか、何が分からないのかそのテストが教えてくれたんだよ。これほどためになることは他にないさ。」(自分でも嫌になるほどセンスがありませんね…精進していきます)と、学びのプロセスを大切にし、その子の持つ可能性を発揮できるようサポートしていくことが大切です。
私の例が非常に下手なので分かりにくかったかもしれませんが、ぜひMINDSETを一読し、より理解ることをお勧めします。

次回は、優れた教師・親とはどんな特徴があるのか解説できたらと考えております。
おそらく後2回、この本を解説していきます。
では…

 

参照

 

マインドセット「やればできる! 」の研究

マインドセット「やればできる! 」の研究